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相続と田舎の空き家問題とは・・・。

query_builder 2021/03/09
ブログ
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田舎の両親が亡くなり、思いがけず田舎の実家を相続することになった貴方・・・ただ、既に職場に通える土地に家を建てて住んでいるので、田舎に戻って実家に住む訳にもいかず、放置するしかない状態に・・・というのは良く聞く話です。実家のある隣町に住む兄弟が、たまに家に風を通すために何か月かに一度立ち寄る程度で、殆ど手付かずの状態になってしまっている空き家が全国で急激に増えて行っています。

平成30年時点の調査結果によると、全国の空き家率(日本全国の総戸数に対する空き家の割合)は13.6%であり、この割合は毎年増えていく傾向にあります。野村総合研究所が2018年6月に発表したレポートによると、今から12年後の2033年には全国の空き家率は2018年の約2倍の27.5%に達すると予測しています。つまり、4件に1件は「空き家」!という時代が目の前に迫っているのです。

原因は様々あると思いますが、冒頭でお話しした核家族化によってもたらされた弊害に相続が絡んで「空き家」は生まれていると考えて間違いない!と思います。2年前にセミナーで「空き家」問題について話したことがあるのですが、とにかく、「空き家」を放置するのは現所有者(実家の相続人)にとってかなり「ハイリスク」であると言えます。

そもそも、「空き家」の所有者は民法第717条の土地工作物責任を負っており、「土地の工作物(ここでは『空き家』のこと)の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じさせたときは、その工作物の占有者 は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたと きは、所有者がその損害を賠償しなければならない。」と規定されています。法律の条文そのものなので、分かりにくいと思いますが、要するに「空き家」の壁や屋根瓦等が落下したり、風で飛ばされたりして、他人に損害が生じた場合、第一次的には占有者(例えば、住んでる人)が責任を負うが、占有者がいない場合であっても、その所有者が責任を負うのです。しかも、占有者は過失責任(建物を占有するのに責任を果たしていなかった場合のみ責任を負う。)であるのに対して、所有者は無過失責任と言って、所有しているだけで、責任を負わねばなりません。

しかも、「空き家」にして放置していると、小動物が住み着いたり、シロアリに基礎を食い荒らされたり、台風などの天災によって屋根が飛んだり、壁が剥がれたりと様々な「リスク」が襲ってきます。

「まだ、相続して1年しか経ってないから、大丈夫!」と思っていると貴方!昨今の異常気象により、建物の損傷は目に見えない状況で進行しているため、考えているより早く、「リスク」は襲ってきます。

そうなる前に、対策を講じる必要があります。そんな「空き家」対策について専門家に相談してみては如何ですか?久保田行政書士事務所は、「空き家」問題を早くから取り組んでおり、貴方に合った解決策をご提示できると思います。お気軽にご相談を!

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